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| 企画の立ち上げから入居者の募集、個々の住宅の設計、着工と、事業を成功に導くまでにはさまざまなポイントをクリアしなければなりません。その中から、弊社独自のネットワークとノウハウを生かした「アイデアコンペ」の事例をご紹介します。 |
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| ■コンセプトの決定 |
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| 新規事業として戸建形式のコーポラティブハウス事業を計画中の事業主さまより、全国の建築家と幅広いネットワークを持つ弊社に協力依頼がありました。コーポラティブといえば都心の一等地に建つ集合住宅とのイメージが浸透しつつありますが、今回の敷地は自然豊かな郊外にありました。そこで、一般的な集合住宅とは異なった面白さをアピールするために、あらかじめ各戸の大きさを決めず、土地の大きさは自分たちで決めることができ、建物もお気に入りの建築家を選んで思いどおりの家創りを可能にするというコンセプトで事業を進めることになりました。 |
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| ■アイデアコンペの開催を決定 |
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| すべてを入居者自身が判断してつくっていくのがコーポラティブのメリットですが、一般には耳慣れない「コモンスペース」(敷地内の共有地)のルールやあり方を決めるためには専門家の意見が必要です。この点について事業者さまと話し合った結果、いわゆる「マスターアーキテクト」を事業者が決定するのではなく、建築家からアイデアを募る「アイデアコンペ」を開催することが決まりました。具体的なアイデアや「絵」があったほうが入居者の理解を得やすく、チラシやダイレクトメールなどにプランを掲載すれば、より具体的な宣伝活動が可能になります。入居者にとっても、集まったプランを参考に話し合って決定していけば、オリジナルの街づくりという満足感を得ることができます。 |
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| コンペ開催にあたり、関係者で打ち合わせを重ねた結果、プロジェクトのメインテーマである「スローライフ」のもとに「環境共生(エコロジー)」「子育てにやさしい暮らし」「庭園と暮らす」「ペットと暮らす」「その他ジャンルを問わず」という5つのサブテーマを設け、アイデアを提案してもらうことになりました。「コモンスペースの位置、形状、各戸のつながり、街並み、コミュニティの形成を促す建築のあり方、コモンスペースがあることで広がる住まい方の提案など、住民に住みたいと思わせるような仕掛けを描いてください」と弊社登録建築家の方々に参加を呼びかけたところ、2週間で20プランが寄せられました。遠くは四国から、近くは地元の千葉県出身の方まで、女性、若手、ベテランなどさまざまな建築家が参加しました。 |
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| 事業主さまとコーディネーター会社、弊社の3者により、実現性、アイデア性、プランのわかりやすさなどの選定基準のもとに一次審査を行い、11名の建築家のプランを選定しました。 |
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| 事二次審査は「インターネット上での投票審査」です。11のプランをインターネット上に掲載し、広く一般の方から票を募りました。投票期間は1カ月以上。広く公開することにより、より多くの方にプロジェクトを知っていただき、入居者の確保につなぐことを期待しての開催でした。投票者には抽選でクオカードを贈呈し、審査期間中には関係紙やホームページなどメディアへの宣伝活動も行いました。 |
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| 最終審査は、二次審査で選ばれた上位5名の建築家が一般の方向けにプレゼンテーションをする公開審査の形をとりました。新たな試みである本プロジェクトへの関心度は高く、会場には一般の来場者のほかに業界関係者の姿もありました。予定時間を超えるプレゼンでしたが、回収したアンケートからは来場者の高い満足度が読み取れました。グランプリの選出は、第二審査での投票数や事業者の視点を加味することなく、実際に入居者となられるであろう来場者の投票によって行いました。このほか、大学教授やジャーナリストの方に審査員をお願いし、「審査員特別賞」を選んでいただきました。建築家のプランや説明を自分の目や耳で確かめられる公開プレゼンテーション方式により、プロジェクトの内容をよりわかりやすく一般の方に伝えることができ、後に開催する説明会や研究会への集客にもつながりました。 |
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